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文系の営業以外の職種は何?なんjを読んだけど話盛りすぎです

文系は営業以外だとどんな職種があるのかな?
やっぱり入社してから配属先は決まるものなの?
こんな疑問を解消します。
就職活動を始めると、文系は総合職として採用され、その多くが営業として配属されることがわかりますよね。当然ながら、新入社員は初めは営業からスタートするのが一般的です。なぜなら、営業は所属する企業の製品を知り、売り方を知ることで社会人としての基礎能力を育むからです。とはいえ、営業は社畜、ブラックだと悪いうわさが目立ち、どうにか営業以外の職種につきたいと思うのは自然だと思います。今回はそんなあなたに、営業以外の職種への内定獲得方法をご紹介します。
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・書いた人

ペンネーム:かしわ

新卒、一部上場化学メーカー入社。アラサーサラリーマン。
就活時代、大手企業複数内定。選考辞退数多。
説明会やインターンに参加しまくった経験から、就活に役立つ情報をお届けしています。

本記事の内容
文系の営業以外の職種になにがあるか
新卒で営業以外の職種に就く方法
営業経験を積んでから営業以外の職種に就く方法

文系の営業以外の職種は何?なんjを読んだけど話盛りすぎです

なんjの掲示板を見てきました。営業のことをボロクソに言っていますね。こんな情報がググって出てきたら、営業以外の仕事にどうにか就きたいと思うはずですよね。

かしわ
私も最初は営業配属でしたが、あまり良いうわさは聞いてませんでした。。。
それなのに営業を志望してしまった自分はなんだったのか笑。当時は意識高い系だったんですね笑。

引用元はこちら

でもちょっと話を盛りすぎているなぁ、と営業経験者は思うわけです。というのも、営業は大変だけど、ブラックかは企業次第なわけです。

営業はブラック!とうわさが独り歩きしてしまっていますね。当然のことながら、労働環境がブラックかどうかは所属する企業にもよりますし、部署の上司次第で変わります。

なので、何も知らないうちから営業=ブラックとレッテルを貼らないようにしましょう。

例えば、営業といっても、いろんな種類の営業があります。

個人営業⇒新規営業メイン 新規vs既存比率は8:2
・担当エリアが決められており、各家を一軒いっけん営業してまわる
・個人と直接やり取りをする
証券や銀行の営業はこっち
法人営業⇒ルート営業メイン(既存顧客) 新規vs既存比率は2:8
・担当企業を与えられ、月に数回情報共有や出荷動向を確認する
・直接企業とやり取りするケース(直接取引)と、商社とやり取りするケース(間接取引)がある
メーカーはこっち
※比率は目安です。フムフムそんな程度か、くらいに思ってください。
つまり、証券や銀行が一般的に想像するブラックな営業です。(すみません、私がメーカー営業のみなのでどうしても大変に見えてしまいます。)
一方で、メーカーの営業は比較的ホワイトです。なぜなら、取引先とは長期的な関係を結んでいるため、突然販売が止まることが少ないですし、理不尽な要求もありません。
もしどうしても営業を避けたいが難しい場合は、メーカー志望を強くおすすめします。ちなみに倍率の低い優良企業の探し方はこちらで紹介しています。

文系の営業以外の職種

実は文系以外の職種はこんなにあります。下記はメーカーの職種一覧です。全部で14個ありました。

営業以外の職種一覧

・購買     :材料調達・管理
・営業支援   :製品の受発注業務
・マーケティング:製品開発
・総務人事    :採用、人材配置、人材育成
・経理     :現金・手形の管理、決算の作成
・管理会計   :事業分析、社内資料作成
・工場会計   :製造コストの合理化、設備管理
・経営戦略   :企業買収など
・法務部    :法律全般
・ITエンジニア :社内システムの構築・管理
・秘書     :役員、社長の秘書業務
・物流     :物流の管理・合理化
・広報     :外部への発表(新事業のお披露目など)
・財務     :資金調達など
これを見ても、文系は営業以外の仕事はできない、となりますか?そもそも企業内はほとんど文系の社員で構成されているので、なんjの内容はものすごく浅い内容であり、事実がねじ曲がっていると言えます。

営業以外の職種に就く方法

職種選択制のある企業へ応募

企業によっては、希望職種を選択できます。残念ながら、確認する方法はホームページの採用情報か説明会で直接聞くほかありません。また、希望職種を選択できる企業は大手の子会社であることが多いです。なぜなら、子会社は異動が少ないケースがあり、ピンポイントで人員不足の部署へ配属されるからです。就職活動は一度きりです。情報を集めて、納得のいく職種に応募しましょう。

資格を取得する

簿記を取得していると、経理系の部署(経理や管理会計、工場会計、財務)へ配属される可能性が高まります。なぜなら、簿記の知識なしでこなせる業務がほとんどないからです。新入社員は最初の半年は簿記の勉強に時間を費やします。

また、最近はマーケティングは海外の企業とやり取りをします。そのため、英語の資格をもっているとマーケティング部門への配属チャンスがあります。マーケティングに関わらず、英語は必須の資格となっているので、今のうちからコツコツ勉強していきましょう。

おすすめはTOEICです。特に文系でメーカー志望はTOEICの点数が足りない場合、エントリーシートの段階で足切りにされます。就活時の経験談、入社してからの英語事情はこちら。

面接でアピールをする

志望職種は面接でしっかりとアピールをしましょう。アピールには以下の3点を準備しましょう。

自己分析
⇒自分の長所・短所を把握
業務内容調査
⇒説明会参加やOB訪問で志望職種の業務を把握
志望理由の作成
⇒自分の長所を具体的な業務に落とし込み、面接官を納得させる
特に、自己分析はどの業界に関わらず、必ず行いましょう。以下は具体例ですが、自分の長所と短所がわかっているだけで説得性が増します。
ポイントは長所だけでなく、短所も交えるところと、どのように改善していくかをしっかり話すことです。具体的な自己分析のやり方はこちら。
具体例:マーケティング志望の場合
私の長所は”察する力”です。言葉がなくても表情や仕草で何をしてほしいかわかります。私のこの”察する力”はマーケティング業務に活かせると考えます。なぜなら、持ち味の”察する力”で顧客のニーズを汲み取り、痒い所に手が届く、そんな製品の開発を担当し、御社に貢献できると考えるからです。その一方で、”気を遣いすぎてしまう”短所があるので、物怖じせずに発言できるよう日々意識していきたいです。
面接での志望職種アピールは大切ですが、営業志望の学生がほしい企業へは諸刃の剣となります。とはいえ、営業以外を志望するのであれば心を強く持って面接に臨みましょう。

入社後に営業以外の職種に就く方法

実は、営業に配属されてずっと営業にいる社員ばかりではありません。

企業によっては以下のような制度があり、自主的に異動できるチャンスがあります。

異動希望届
キャリアチェンジ制度

異動希望届

企業によって、年に1~2回、異動希望の有無を人事部から聞かれます。もし異動したい場合は意思表示をすると、人事部が異動希望先へコンタクトをとってくれます。

キャリアチェンジ制度

人員不足の部署が社内の掲示板に貼り出されます。求める人物像、資格の有無、語学能力などの条件に見合っていれば、応募資格があります。言い換えると、第二の就職活動と呼べます。

私の会社にはありませんが、中にはヘッドハンティングで異動が認められる企業もあるようです。こういった内容は説明会では話されないので、OB訪問の質問事項にメモっておきましょう。

そもそも新卒入社が営業配属される理由

営業はすべての業務の基礎だから

初めから営業以外の部署に配属されないのは、営業としてキャリアを積むとどの部署でも働ける基礎力が身につくからです。

電話の取り方、メールの書き方、クレーム処理、すべてどの部署でも必要です。なのに、いきなり専門的な部署へ配属されると注意してくれる人がいません。

そのため、30歳を過ぎてからお叱りをいただくことになってしまうのです。よって、人事はなるべく新入社員には営業を経験させたがる傾向にあります。

当時は大変でしたが、営業しててよかったと今では思っています。業務内容理解に使える?具体的な営業経験談はこちら。

営業をさせると向き不向きがわかるから

営業って本当に向き不向きが出ます。どんなに優秀でもお客さんとの相性が合わなかったり、きっちりやり過ぎて仕事が終わらなくなって残業ばかりになったりします。

でもそれは適材適所でなかっただけで、その人に合う部署がほかにあるだけです。

何事もやってみなければわからないので、とりあえず営業、というルートが出来ています。

おまけ(筆者の考え)

やっぱり最初は営業を経験してほしいなぁと思います。なぜなら、人間は怒られないと天狗になってしまう生き物だからです。
営業経験のない同期は怒られた経験が少なく、すごく偉そうで陰口を叩かれています。
営業って自分一人でできる仕事なんてなくて、協力者をみつけて、チームで問題解決を図ります。
すると、周りから好かれるにはどうすればいいか、どうすればみんな気持ちよく働いてくれるかわかり、管理職になるための練習にもなります。
とはいえ、合う合わないあるので無理はしないでくださいね。営業なんてしなくても人生何とかなります。
というか私自身営業はすごく苦手だったので、その願いも込めていますけど。

まとめ

文系の営業以外の職種は何?なんjは話を盛りすぎている
・営業には種類があるし、企業によってブラックかが変わる
・営業以外の職種に就ける方法はあり、企業の採用情報をこまめにチェックするべき
・大手の子会社は志望職種の選択制があるケースがある
・入社後に異動するという選択肢もある
・とはいえ、最初は営業経験を積むと後が楽になる