就活をするとき、有名企業ばかり受けて全然内定もらえない、、、なんてことてありますよね。
面接、インターンシップをたくさん経験すればいつかは内定がもらえる、と自分を信じるのも大切です。
とはいえ、実際に就活をして落ち続けるのはかなり怖いですよね。
そんな経験をしたとき、なるべく倍率の低く、待遇の良い会社に入りたいと思ったことありませんか?
倍率が低くて、でも待遇の良い会社はありますか、、、?
こんな悩みを解消します。
少しでも倍率を下げて、受かりやすいホワイト企業に内定をもらいたい
・具体的なホワイト企業の探し方
・B to B企業がおすすめ
・倍率が低い企業のメリットとデメリット
・書いた人
大手化学メーカー勤務6年目
営業経験3年、経理経験3年の若手社員
就活は、大手食品メーカー、化学メーカー複数内定
受かりやすいホワイト企業の探し方
就活は倍率の低い企業がおすすめ
就活は倍率の低いホワイト企業を受けるのがおすすめです。
なぜなら、”知名度が高い”=”待遇が良い”わけではないからです。
例えば、化学大手の三井化学は平均年収1,000万超え、総合職の倍率は77倍です。
一方、食品大手の明治は平均年収700万円代、倍率2,450倍です。
つまり、知名度があるから良い会社ではありません。
知らない企業があればどんどん調べて、受けてみましょう。
※三井化学は就職四季報総合版(2023年版)。明治は東洋経済の記事から抜粋。
https://toyokeizai.net/articles/-/61377
さて、もっと詳しく説明します。
就活では知名度が高いだけで、倍率が上がってしまいます。
なぜなら、あなたのライバル達はそもそも知っている企業がとても少ないからです。
具体例を交えて説明しますね!例えば、ペットボトル飲料の伊右衛門です。
下の図を見てください。
伊右衛門はサントリーが製造していますが、ペットボトル容器、ペットボトルのフイルム、中身に分けられますよね。
容器はボトルメーカー、フイルムはフイルムメーカー、中身はサントリーが作っています。
伊右衛門の製造に関わっているのはサントリーだけではないんですね。
私たち消費者が目にするのはサントリーですが、その他のボトルメーカーなどの協力があって伊右衛門はできています。
上の図のような、原料から最終製品までのつながりを”サプライチェーン”といいます。
”サプライチェーン”を知っておくだけでライバルと差をつけれますよ!
なぜなら、倍率の低い企業の発掘にもつながりますし、説明会での事業紹介でも理解が深まるからです。
メーカー志望ならこのサプライチェーンの理解は必須です。
営業だと、このサプライチェーンを意識した活動が求められます。
なぜなら、サプライチェーンを書くと、どこに売ればいいか分析できるからです!
以上のことをふまえて、じゃあ、ボトル容器メーカーに就職しよう!と思う必要ないですが、
志望企業を広げる、という意味ではこの”サプライチェーン”は役に立ちますよ!
具体的な方法
合同説明会に参加
合同説明会に参加しましょう。
でも、ただ参加するだけだともったいないです。
説明会を有効利用するために、下記の手順で参加しましょう。
1.前日までに、どの企業が参加するかを確認
2.知らない企業を四季報、就活サービス(マイナビ等)で3社ほど調べる
3.志望企業+調べてよさげな会社*(=自分にとってのホワイト企業)の説明を受ける
*よさげな会社の定義
平均年収:700万円以上、有給取得日数10日以上、残業時間20時間/月
これは私が当時決めていた”よさげな会社”の定義です。
ホワイト企業という言葉は曖昧なので、自分にとって理想の会社を探しましょう。
なんでもOKですが、就活を進めていくうえで、自分が譲れない条件を考えてみてください。
上記の1~3の手順を何回か繰り返すと、知らなかった良い企業に巡り会えます。マジでおすすめです。
補足ですが、別に有名企業を受けるな、と言ってるわけではないです。
志望企業の説明会にも参加して理解を深めておきましょう。
合同説明会活用法のメリット・デメリット
✅説明会参加者限定の個別説明会へ参加できる
✅説明会参加者限定のインターンへ参加できる
✅参加者が少ないから質問しやすい
知名度の低い企業は志望度の高い学生を囲います。
具体的には「合同説明会参加⇨個別説明会⇨インターン参加⇨一次試験スキップ」こんな感じです。
自分にアピールするところがなくても、志望度が高いということが大きな差別化に繋がります。
✅想像してた企業とちがう
✅時間をムダにしてしまった
デメリットは割り切るしかないですね。結局、就活は数撃たないといけないので。。。
あ、違ったな!と思ったらコッソリ前の企業の説明会のメモを見たりして時間を潰しましょう笑。
インターンシップに参加
インターンシップに参加するメリットは以下の通りです。
インターンシップ活用のメリット・デメリット
✅グループディスカッションの練習になる
✅自己分析・他己分析できる
✅選考に有利になる
✅社風がわかる
無料で自己分析できたり、グループディスカッションできるのがインターンシップです。
おまけに一次試験免除なんて、控えめに言って最高ですよね。利用しない手はないです。
会社によっては、説明会に行くことがインターンシップ参加の条件だったりします。
要チェックですね。
とはいえ、一番大切なのは社風がわかることです。
某通販大手のインターンシップに参加したことがあります。
「声が小さい!」「気合いだ!」とガチガチの体育会系会社でした。
あぁ自分には合わないなぁ、、、ってなったことを覚えてます。
意外と自分の価値観ってわからないこと多いのでインターンシップをうまく使っていくといいですよ!
社員さんと触れ合えるのが、インターンシップの醍醐味です。
拘束時間が長い
正直、デメリットは特にないです。あるとすれば、拘束時間が長いことぐらいでしょうか。
ただ、個人的にはメリット>拘束時間なので、問題ないと思います。
インターンシップは各企業の人事部がかなり力を入れているので、行って後悔した経験はなかったです。
四季報を読む
実際にどう読めばいいか一緒に勉強しましょう!
1.志望業界を決める
2.志望業界のページをめくり、知らない企業のページに付箋
3.その中から良さげな会社を選び、説明会に参加する
四季報はあ、こんな会社あったんだ!という発見に使います。
有名企業を受けるのも気持ちはすごくわかりますし、ガンガン受けてください。
ただ、有名企業+倍率の低い優良企業で就活をすると、精神的にかなり楽です。
あぁこんな会社あったんだ!という企業を探し、年収や残業時間をチェックしてみるといいですね。
今は電子書籍版も出ていますし、持ってない人は購入をおすすめします。
なぜなら、知識をつける=周囲との差別化になるからです。
私もそうだったんですが、ガクチカやTOEICの点数だけが差別化ではありません。
ガクチカがないなら、その分圧倒的な知識量で対抗しましょう。
倍率の低い企業を探すことも立派な差別化です。
2023年8月時点での最新版を以下に貼り付けておきますね!
Kindleでも良いですが、個人的には気になった企業ページに付箋貼ってくほうが便利だと思います。
ビジュアルでわかりやすいのはありがたいですよね。
就活四季報を利用した探し方と実践した内容を以下の記事にまとめました。興味ある方はこちらからどうぞ!
就活生 化学メーカーって給料いいけど採用人数少なくて、倍率高いんだよなぁ。 どこかに入りやすい会社ないかなぁ。。。 こんな疑問を解消します。 就活は学生にとっては初めてがたくさんですよね。どの業界すればいいかもわ[…]
無料の就活サービスを使う
というわけで、受かりやすいホワイト企業の探し方を紹介しましたが、こんなめんどくさいことやりたくないですよね笑。
そんな時は就活のプロ達が手がけているサービスを無料で使わせてもらうのが1番です。
理由は以下の通りです。
・自己分析ツールの精度が高く、面接に活かせる
・無料セミナーが充実していて、就活の方向性が決められる
・逆求人型サービスを利用して、先に内定をもらって安心できる
遠慮せずに活用できるところは活用しちゃいましょう。どの企業も人材不足ですからね。
個人的にいいなと思ったのは逆求人の就活サービスですね。
なぜなら、面接の練習がたくさんできるし、内定という精神安定剤が手に入るからです。
おすすめのスカウト型無料就活サービス
3〜4つまとめて利用するのがオススメです。なぜなら、登録している企業はサービスによって異なるからです。
この企業のインターンこっちのサービスでは募集してたんだ!、、、なんてことになりかねません。
とはいえ、いきなり3つも4つも登録作業はめんどくさいですよね。
まずはofferboxを利用してみて、使い方に慣れたら他のサービスを使ってみるといいですよ!
自己分析を徹底したいなら
⇨Offer Boxがオススメ 公式サイトはこちら
適性検査を受けるだけでも価値があるサービスですね。30分くらいでできます。
23卒のOfferBoxオファー承認率どの企業もめちゃくちゃ高い!
単純に動き出しが早い学生が増えてるのと、アクティブな学生が多い印象。いいね〜〜☺️— さも_samolog (@samolog_) July 30, 2021
なら良かった(*´∀`)
どういたしまして✨もしかしたらやってるかもしれないけど就活サイトのofferboxおすすめだよ
— かえー (@ka_ei_Volltis) March 13, 2021
いきなり利用してみるのも不安ですよね。Offer Boxとその他の就職サービスについて、メリット、デメリットなどをまとめました。よければ見てみてください。
就活生 就活サービスって多すぎてどれを使えばいいかわからないなぁ。 実際に使った人の話も聞いて見たい! こんな疑問を解消します。 就活サービスってたくさんありますよね。検索してもどれにすればいいかわからな[…]
BtoB企業を受ける
倍率の低い企業=B to B企業を受けましょう。
今回はわかりやすくするため、サントリーの伊右衛門で解説します。
私たち一般消費者に見えるのは伊右衛門(サントリー)だけです。
でも、その製品である伊右衛門の製造には多くの企業が関わっています。
上の図で言うと、ボトル容器メーカーやフィルムメーカーなどですね。
このボトル容器メーカーやフィルムメーカーのように、企業向けに販売している企業をBtoB企業と言います。
おさらいですが、原料から最終製品までのつながりを”サプライチェーン”といいます。
このサプライチェーンの一番最後の企業をBtoC企業と言います。
何度も言いますが、B to B企業は倍率めちゃくちゃ低いです。なぜなら、誰も知らないからです。
会社向けに商売をしているので、CMにお金かけて一般消費者にアピールする必要ないんですよね。
BtoB企業を受けるメリット・デメリット
✅倍率が低いので受かりやすい
✅企業研究していない人が多く、知識で差別化できる
✅BtoBにも目を向けることで視野が広がる
✅知名度がないので親が心配になる
というわけで、ほとんどメリットしかないですね。
✅倍率が低いので受かりやすい
BtoB企業は倍率が低い企業が多いです。
知名度がない分、福利厚生に力を入れるなど、優秀な学生を確保するために努力をしています。
受かりやすくて待遇もいいなんて一石二鳥ですよね。
✅企業研究していない人が多く、知識で差別化できる
とりあえず倍率が低いから受けとこう、というライバルには知識量で勝てます。
知識量=本気度として、企業側は受け取るからです。
どんなに優秀でも本気じゃない学生には企業は厳しい判断をします。
✅BtoBにも目を向けることで視野が広がる
志望企業、業界をしぼるのも戦略です。
一方で、視野を広げ、こんな会社もあるんだ!という発見も就活の面白さです。
自分の可能性を広げるうえでも、視野は広い方が良いですね。
デメリットですが、ほとんどありません。
✅知名度がないので親が心配になる
知名度がないから親が心配、はどういう会社かを親に説明すれば解決します。
有名企業に入ってすごいね!って言われるのは入社して2年位までですね。
社会人経験あれば、知らないけど良い企業たくさんあるよねってわかってくれます。気にしなくて大丈夫です。
まとめ
・受かりやすいホワイト企業を探すために合同説明会、インターンシップに参加、四季報の熟読、無料就活サービスを活用しよう。
・ライバル達の知らない、”BtoB企業”を受けよう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
少しでも参考になると嬉しいです。