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化学メーカー就職偏差値ランキング【現役化学メーカー社員の視点も含めて紹介】

化学メーカーでおすすめの企業はないかな?
ランキングにしてあったらわかりやすいんだけど。。。
かしわ
就職活動って受ける前の企業探しが大変ですよね。
今回はいろんなランキング形式で紹介していきます。
また、現役化学メーカー社員ならではの視点をプラスして紹介するので、
ぜひ最後まで見ていってくださいね!
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・書いた人

ペンネーム:かしわ

新卒、一部上場化学メーカー入社。アラサーサラリーマン。
就活時代、大手企業複数内定。選考辞退数多。
説明会やインターンに参加しまくった経験から、就活に役立つ情報をお届けしています。

本記事の内容
化学メーカーの就職偏差値ランキング
ホワイト企業ランキング
化学メーカーの種類について
おすすめの化学メーカー一覧
ランキング上位の化学メーカーに入社する具体的な方法

化学メーカー就職偏差値ランキング

このランキングは2chで作成された非公式なものですが、とてもよくできていると思います。

なぜなら、化学業界を志望していた学生時代、このランキングの上位に行けば行くほど選考を突破できなかったからです。

つまり、内定獲得難易度で偏差値をつけている可能性が非常に高いです。※ランキングの条件は非公表

偏差値の高い順にわかりやすいようランク付けをして紹介していきます。

ランクSS

偏差値:67
信越化学
三菱化学

偏差値:66
住友化学
東レ

偏差値:65
旭化成
富士フイルム

ランクS

偏差値:64
三井化学
日東電工

偏差値:63
積水化学
昭和電工
東ソー
宇部興産
帝人
DIC
JSR

偏差値:62
三菱ガス化学
クラレ
日立化成
大陽日酸
エア・ウォーター

偏差値:61
カネカ
日本触媒
日本ゼオン
日産化学
日本ペイント
三菱レイヨン
ダイセル

偏差値:60
ADEKA
電気化学
関西ペイント
高砂香料
日本火薬
日清紡

ランクA

偏差値:59
長谷川香料
三菱樹脂
日本エアリキード
東洋インキ
トクヤマ
東洋紡
東京応化

偏差値:58
クレハ
大日精化
日本曹達
住友ベークライト
東亞合成
日油

偏差値:57
三洋化成
コニシ
サカタインクス
新日鐵化学
JNC
セントラル硝子
JSP

偏差値:56
アイカ
石原産業
堺化学
住友精化
本州化学
積水化成品
ユニチカ
日本高純度化学
曽田香料

ランクB

偏差値:55
荒川化学
関東電化
四国化成
積水樹脂
ダイソー
日亜化学
ニチバン
日本ピグメント
テイカ
大塚化学

偏差値:54
リケンテクノス
日本合成化学
ハリマ化成
藤倉化成
日本精化
日本農薬
メック
未来工業
エスケー化研

偏差値:52
第一工業製薬
大日本塗料
日本カーリット
第一稀元素化学
大阪有機化学
北興化学
多木化学
保土谷化学

ランクC

偏差値:48
日東紡
日本化学
日本化成
田岡化学
川崎化成
群栄化学
タキロン
伊勢化学
関西熱化学
シーアイ化成

偏差値:46
大倉工業
コープケミカル
東洋合成
有機合成薬品
チタン工業
片倉チッカリン
日東エフシー

偏差値:44
クラボウ
日本カーバイド
ラサ工業
旭有機材
児玉化学

「就職偏差値ランキング委員会」作成。

少しだけ経験談(SSランク最終面接まで行った話)

数年前でもう時効だと思いますので、旭化成を受けた時のことを話します。

選考過程:エントリーシート⇒リクルーター面談1回目⇒リクルーター面談2回目⇒リクルーター面談3回目⇒本社面接⇒ここで不合格。

本社面接は形式上行われたような印象?で1~2分程で終了。既に採用枠が埋まっていたのかもしれません。

ちなみに私の出身大学は早稲田であり、TOEICも840点取得していました。志望理由も相当練りこんだのですが横綱級ケミカルの壁の高さを痛感しました。

後から話を聞くと、早稲田でも低学歴で、内定を獲得した学生は国公立が多かったらしいです。

化学メーカーランキング【売上高】

売上高は企業の規模感を見る一つの指標になります。

やはり財閥系や、独立系の中でもメガ企業と呼ばれる面々が上位を占めていますね。

ランキングはバフェット・コードというサイトから引用しています。このサイトは株式取引をする際の企業分析によく用いられています。

自身で業界分析、企業分析をする際はぜひ使ってみてください。

順位会社名売上高(百万円)
1位三菱ケミカルG4,634,532
2位住友化学2,895,283
3位富士フイルムHD2,859,041
4位信越化学工業2,808,824
5位旭化成2,726,485
6位三井化学1,879,547
7位花王1,551,059
8位レゾナック・HD1,392,621
9位日本ペイントHD1,309,021
10位積水化学工業1,242,521
11位日本酸素HD1,186,683
12位資生堂1,067,355
13位東ソー1,064,376
14位DIC1,054,201
15位エア・ウォーター1,004,914
16位日東電工929,036
17位ユニ・チャーム898,022
18位三菱瓦斯化学781,211
19位クラレ756,376
20位カネカ755,821
21位ダイセル538,026
22位関西ペイント509,070
23位UBE494,738
24位日本触媒419,568
25位JSR408,880
26位デンカ407,559
27位ADEKA403,343
28位ライオン389,869
29位日本ゼオン388,614
30位トクヤマ351,790
31位ニフコ321,771
32位東洋インキSCHD315,927
33位コーセー289,136
34位住友ベークライト284,939
35位アイカ工業242,055
36位日産化学228,065
37位日油217,709
38位サカタインクス215,531
39位エフピコ211,285
40位日本化薬198,380
41位クレハ191,277
42位高砂香料工業186,792
43位東京応化工業175,434
44位三洋化成工業174,973
45位日本曹達172,811
46位セントラル硝子169,309
47位ポーラ・オルビスHD166,307
48位小林製薬166,258
49位東亞合成160,825
50位アース製薬152,339

引用元:バフェット・コード(2023年8月14日データ抽出)

化学メーカーランキング【利益率】

利益率が高い=付加価値の高い製品を販売していると言えます。

化学業界は製品や用途によって、価格が大幅に異なります。イメージとしては大体こんな感じです。

High end(ハイエンド)⇒電気自動車の部品など
Middle end(ミドルエンド)⇒家電製品など
Low end(ローエンド)⇒プラスチック製の弁当容器など
上に行けば行くほど価格が上がりますが、技術力が必要になり、需要は減少していきます。
つまり、この利益率ランキングでは「高付加価値品の製造」「技術力の高さ」「競争力の高さ」を表しています。
就職偏差値ランキングで出てこない企業があるのは、規模が小さく、ニッチな分野で高利益率の製品を製造・販売しているからです。
偏差値だけで就活先を決めるのではなく、こういったニッチな分野の企業を狙うのもありですね。
順位会社名営業利益(百万円)営業利益率
1位信越化学工業998,20235.50%
2位デクセリアルズ32,28830.40%
3位扶桑化学工業18,93027.70%
4位タカラバイオ20,54126.30%
5位日産化学52,28322.90%
6位日油40,62418.70%
7位上村工業15,04617.50%
8位東京応化工業30,18117.20%
9位関東電化工業12,94716.50%
10位ノエビアHD10,11516.50%
11位太陽HD15,97216.40%
12位小林製薬26,66916.00%
13位日東電工147,17315.80%
14位旭有機材11,94715.50%
15位大阪ソーダ15,55714.90%
16位バルカー8,87714.30%
17位積水樹脂9,00713.70%
18位長谷川香料8,05112.90%
19位信越ポリマー12,74911.80%
20位クレハ22,35011.70%
21位クラレ87,13911.50%
22位日本化薬21,50510.80%
23位KHネオケム12,45610.80%
24位ニフコ34,43910.70%
25位日本パーカライジング12,66810.60%
26位エスケー化研9,94110.40%
27位日本酸素HD119,52410.10%
28位セントラル硝子16,7579.90%
29位日本曹達16,8939.80%
30位東亞合成14,3828.90%
31位ダイセル47,5088.80%
32位住友ベークライト24,8238.70%
33位クミアイ化学工業12,6738.70%
34位日本農薬8,7398.60%
35位日本ペイントHD111,8828.50%
36位アイカ工業20,5578.50%
37位ADEKA32,3698.00%
38位デンカ32,3247.90%
39位エフピコ16,7037.90%
40位コーセー22,1207.70%
41位テイカ4,2247.70%
42位ポーラ・オルビスHD12,5817.60%
43位ファンケル7,8437.60%
44位積水化学工業91,6667.40%
45位ライオン28,8437.40%
46位住友精化10,4547.30%
47位JSR29,3707.20%
48位花王110,0717.10%
49位東ソー74,6067.00%
50位日本ゼオン27,1797.00%

引用元:バフェット・コード(2023年8月14日データ抽出)

化学メーカーランキング【ホワイト企業】

このランキングは年収ランキングというサイトから持ってきました。算定基準は、平均年収、平均勤続年数、社員数を掛け合わせた独自の数値(企業戦闘力)でのランキングとなっています。

売上高や利益率も一つの目安にはなりますが、やはりホワイト企業はとても魅力的ですよね。

どんなに給料がよくても、ワークライフバランスが取れなかったり、職場の雰囲気が悪かったらやりがいは生まれません。

やはりホワイト企業ランキングになると、知名度の高い企業が多くありますね。

1位花王
2位日立化成
3位旭化成
4位三井化学
5位住友化学
6位信越化学工業
7位DIC
8位クラレ
9位日東電工
10位カネカ
11位昭和電工
12位デンカ
13位三菱ガス化学
14位住友ベークライト
15位ライオン
16位東ソー
17位トクヤマ
18位積水化学工業
19位宇部興産
20位ダイセル
21位日本触媒
22位日油
23位クレハ
24位関西ペイント
25位東京応化工業
26位大日精化工業
27位デクセリアルズ
28位東亞合成
29位資生堂
30位日産化学
31位日本曹達
32位大陽日酸
33位日本火薬
34位ユニ・チャーム
35位JSR
36位日本ゼオン
37位石原産業
38位ADEKA
39位アキレス
40位タキロンシーアイ
41位ダイキョーニシカワ
42位未来工業
43位信越ポリマー
44位三洋化成工業
45位日本パーカライジング
46位コーセー
47位東京インキ
48位セントラル硝子
49位長谷川香料
50位サカタインクス

引用元:年収ランキング

化学メーカーの種類

ランキングは以上になります。

次は簡単に化学業界の業界研究についてまとめてみました。

これを読んで、なんとなく業界の構造を理解してもらえたらなと思います。

 

化学メーカーは、大きく分けると3つの種類に分けられます。

総合化学メーカー
誘導品メーカー
電子材料メーカー

かしわ
それぞれ解説していきますね!

総合化学メーカー

基礎原料、中間素材、最終製品の各種製品まで、一貫生産を行うことができる企業のことを指します。

総合力と規模の大きさに強みを持ち、歴史のある企業が多いです。

一貫生産をすることにより、製造や物流面での合理化が図れるため、コスト競争力があるのが特徴です。

代表的な企業は三菱ケミカルホールディングス、旭化成、住友化学などが挙げられます。

誘導品

基礎原料を用いて高付加価値の中間素材を生産している企業のことを指します。

基礎原料を外部から調達しているため、その分を技術力の高さで補っています。

そのため、ニッチな分野での技術力の高さを生かし、利益率の高い製品をつくっているのが特徴です。

代表的な企業は信越化学工業、三菱ガス化学、ダイセルが挙げられます。

電子材料

中間素材を組み合わせ、精密機器や自動車の部品などを製造する企業のことを指します。

この3つの中では一番消費者に近い種類のため、少しだけ身近に感じるのではないでしょうか。

代表的な企業は富士フイルムホールディングス、日東電工株式会社、昭和電工マテリアルズ株式会社です。

化学メーカー社員の豆知識

上流(基礎原料)に近ければ近いほど、仕事が安定していてワークライフバランスがとれる傾向があります。

なぜなら、下流(電子材料)方面に行けば行くほど顧客からの要望が多く、忙しくなるからです。

もしやりがいよりも結婚後の子供との時間や趣味に時間を使いたい場合は、なるべく上流の企業を受けるべきです。

かしわ
わたしは中間素材に属する企業に勤めていますが、有給は取りたいときに取れますし、
上司も子供の授業参観で休んだりしていますよ!

ランキング上位の化学メーカーに入社する具体的な方法

いろんなランキングで化学メーカーを紹介してきましたが、気になるのはどうすれば内定を獲得できるのかですよね。

実際に化学メーカーの内定を獲得した筆者おすすめの方法を紹介します。

自己分析

化学メーカーに限らず、企業に自分を売りこむ就職活動において、自分の特徴を知るのは大切です。

商品の特徴を知らない営業マンは売上を上げることはできませんよね。自己分析には一番時間をかけるべきです。企業とのミスマッチを防ぐ自己分析方法はこちら。

志望理由

学歴や資格で劣っていても、本気度が伝われば採用に繋がる可能性が上がります。

説明会へはなるべく多く参加し、あわせてOB訪問をおこないましょう。

より具体的な志望理由を書くことで、ライバルとの差別化を図りましょう。志望動機の深堀りをしたい方はこちら

英語の資格取得

国内市場は10~20年前から飽和状態が続いています。そのため、海外展開を積極的にしており、特に若い世代へ求められるのが語学スキルです。英語以外にも、タイ語やヒンドゥー後などの現地語を覚えておくと、就職活動でとても有利になります。入社前と後の経験談を見たい方はこちら。

倍率の低い企業を狙う

ランキング上位を狙わない、という選択肢もあります。なぜなら早大出身であり、TOEIC800点台であっても勝ち残るのが厳しいという現状があるからです。

就職偏差値ランキングは入るのが難しいだけであって、ランキング上位=良い企業とはなりません。

そもそも良い企業は人それぞれですし、人気度で就活をするのはやめて、実際に社員と話し、心地よいと思える企業を探すことをおすすめします。

倍率の低い化学メーカーを見て早期内定を勝ち取りたい方はこちら。

まとめ

・化学メーカー就職偏差値ランキングは就職難易度を見る良い目安になる
・売上高、利益率、ホワイト企業ランキングなど、見方を変えると志望企業を探す手がかりになる
・化学メーカーに就職したいなら、自己分析、志望理由の深堀り、英語の資格取得が必須。
・そもそも人気企業は避けて、倍率の低い化学メーカーを受ける選択肢もあり。

最後まで御覧いただきありがとうございました。