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倍率の低い化学メーカー7選【一部上場化学メーカー社員厳選】

就活生
化学メーカーって給料いいけど採用人数少なくて、倍率高いんだよなぁ。
どこかに入りやすい会社ないかなぁ。。。

こんな疑問を解消します。

就活は学生にとっては初めてがたくさんですよね。どの業界すればいいかもわからないし、企業も多すぎて選ぶ基準が難しい。わからないことがわからない、そんな状況と思います。今回はそんなあなたに、化学メーカーの現役社員である私が代わりに倍率の低い化学メーカーを選んでみました。社会人はどこに注目して選んでいるかもあわせて見てみましょう。

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・書いた人

ペンネーム:かしわ

新卒、一部上場化学メーカー入社。アラサーサラリーマン。
現在は営業経験を経て、内勤してます。
ワーホリ経験あり、TOEIC840点取得。

本記事の内容
・なぜ化学メーカーが狙い目なのか
・倍率が低い+優良を見分けるポイント
・倍率の低い化学メーカー7選

なぜ化学メーカーが狙い目なのか

化学メーカーが狙い目である理由は以下の通りです。

・BtoB企業だから⇨知名度が低い
・給与、福利厚生などの待遇面がいい
・化学業界は新規参入が少なく、経営が安定している
かしわ
BtoB企業とは、Business to businessの略で、会社相手に商売をしている企業です。

BtoB企業だから⇨知名度が低い

化学メーカーは基本的にBtoB企業です。BtoB企業は販売相手が企業であるため、CMなどの広告宣伝を行いません。そのため、私たちの目につくことがないのです。

合同説明会に参加したらわかると思いますが、やたら食品メーカーや電気機器メーカーに学生が集まっていたりしませんか?実は待遇が良いから集まっているのではなく、その企業を知っているから集まっているのです。

給与、福利厚生などの待遇面がいい

知られていないから給与が低かったり、福利厚生がよくないと思いますか?実はその逆です。知られていなくても、化学メーカーは待遇も良いし倍率が低いのです。

なぜ待遇が良いのか、それは化学メーカーの作る製品(主に素材系)は自動車や家電などに多く利用されているからです。そのため、想像も出来ない量の製品を日々販売していますし、その製品を作るために必要な人員も実は少ないです。なぜなら、オートメーション化が進んでおり、少人数で膨大な量の製造が可能だからです。

化学業界は新規参入が少なく、経営が安定している

理由は以下の通りです。

・膨大な設備コスト
・ノウハウの蓄積
・取引先への拡大販売

膨大な設備コスト

新規参入するためには化学プラントの設計・建設から始めなければなりません。そのため、膨大な設備投資が必要になります。最近では新規参入する場合は、海外の企業を買収し、現地で生産を行うケースが増えています。

ノウハウの蓄積

設備ができあがったとしても、製品の作り方を知る必要があります。ようやく製品が完成したとしても、同じ製品を既存のメーカーが安く作れていた場合、価格競争力が低く売れません。極力、製造コストを低く抑えたり、原料を安く仕入れるなどのノウハウを蓄積するのに多くの時間が必要です。

取引先への拡大販売

化学業界は国内はほぼ飽和状態です。既存の企業が販売先との関係を密にしているため、新規参入しても簡単に販売することはできません。国内は直接企業と取引できるわけではなく、商社経由で販売するなどの商習慣も新規参入者には高い壁です。商社、メーカーとの関係性を構築するのにも多くの時間を費やします。

倍率が低い+優良企業を見分けるポイント

見分けるポイントは4つ

最低でも以下の4つはおさえておきましょう。

倍率
3年後離職率
有給取得年平均
平均年収
倍率
どんなに高くても30倍程度の企業までをおすすめします。30倍でも高い!と思うかもしれませんが、人気のある化学メーカー(クラレ:総合88倍、技術16倍 ダイセル:総合145倍、技術28倍)の倍率はとんでもないです。当たり前ですが、倍率は高くなるほど内定までの道のりは険しいものになります。もし思い入れがあり、受けたい企業があれば説明会やインターンへの参加をし、可能であればOB訪問をしましょう。
3年後離職率
どんなに倍率が低くて入りやすくても、離職率が高ければ職場環境が良好とは言えません。3年後にどれだけの社員が残っているかを示すこの指標は非常に大切です。目安は10%前後です。
有給取得年平均
有給休暇がきちんと取得できるかを見ておくことも、優良企業を見抜くポイントになります。目安は10日以上です。
平均年収
どんなに職場環境がよくてやりがいがあっても、年収が低いとモチベーションの低下につながります。将来結婚をすることも視野に入れると、500万円〜600万円以上は欲しいところです。

倍率が低い+優良企業の見つけ方

就職四季報を読む

今回は就職四季報を読んで、倍率が低い優良企業を探しました。
選んだポイントは前述の通り、倍率、3年後離職率、有給取得年平均、平均年収の4つです。
良さそうな企業はたくさんあったのですが、肝心の倍率が載っていなかったので、今回は倍率もしっかりと明記されている企業を選びました。

かしわ
入社から10年近く経って企業探しをするとは思いませんでした、、、。
学生の頃に戻ったらもっと就活うまくいくのに!なんて思ったりします。
その他にも以下のような方法もあります。あまり方法にはこだわらず、「少しでも多く情報を入手する」を意識すると就活がうまくいきます。
合同説明会に参加
⇨知らない企業を就職四季報で調べまくる
インターンに参加する
⇨社員と接する、雰囲気を掴む。参加学生と情報交換をする。
OB訪問をする
⇨職場の雰囲気や仕事内容、福利厚生を聞きましょう

詳しくは以下の記事で紹介しています。

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自ら情報収集をしていると、だんだん疲れてきますよね。そんな時は無料の就活サービスを利用するのもありです。
スカウト型就活サービスのメリットは、今まで知らなかった多くの企業を知るチャンスが手に入ることです。これを機に気になる企業を調べまくり、ライバルとの差を広げましょう。

気になる方は利用してみてください。各サービスの特徴、口コミ等の詳細はこちら。利用する前にメリット、デメリットを把握しておきましょう。

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倍率の低い化学メーカー7選

いよいよ本題です。倍率、3年後離職率、有給取得年平均、平均年収の4つをもとに、倍率の低い化学メーカーを厳選しました。選んだ企業を受けるだけでなく、どうして選んだのか、少しでも就活の軸を探すヒントにしてほしいです。

①UBE (株) ※旧宇部興産
倍率:総合25倍、技術18倍
3年後離職率:8%
有給取得年平均:15.7日
平均年収:843万円
UBE株式会社

UBEグループは化学を中心に、機械の分野で事業を行うメーカーです。デジタル家電、自動車部品、医薬品など身近なものから、社…

設立1942年の老舗メーカー。化学業界での知名度はかなりのものです。セメント事業も行っていましたが、今は三菱マテリアルと22年4月に統合しています。事業内容:化学事業と産業機械の2つがメイン。
化学事業
・ナイロン樹脂
・汎用プラスチックのポリエチレン
・ポリブタジエンゴム など。
産業機械
・自動車用のダイカストマシンと射出成形機
②東洋紡(株)
倍率:総合27倍、技術15倍
3年後離職率:11.7%
有給取得年平均:13.3日
平均年収:737万円

東洋紡 TOYOBO のオフィシャルサイトです。ニュースリリース、製品情報、会社情報、株主・投資家情報、研究開発、CSR…

繊維事業がメインだったが、今はフィルムや機能樹脂が柱となっている。
フィルムは液晶偏光板用や車載用が成長中。食品包装は環境配慮などの付加価値で差別化をはかっている。
③(株)エフピコ
倍率:総合34倍(技術含む)、技術-倍
3年後離職率:4.4%
有給取得年平均:10.3日
平均年収:801万円

株式会社エフピコはスーパーやコンビニなどで使用される食品トレー容器のリーディングカンパニー。安全・安心・環境に配慮した製…

食品トレー、弁当容器最大手。みなさんがよく食べるスーパーのお寿司のトレーをひっくり返すと、ロゴが入っていたりします。生産から物流、販売まで一元管理をしており、同業他社を圧倒している。
④東京応化工業(株)
倍率:総合19倍、技術20倍
3年後離職率:9.1%
有給取得年平均:14.1日
平均年収:859万円

社長ごあいさつ、国内および海外拠点、会社概要、沿革など、東京応化工業(tok)の企業情報をご紹介します。…

半導体、液晶の製造に使用されるフォトレジストメーカー。半導体用は世界首位級。海外売上高比率は約8割と海外向けの販売が過半数を占める。
⑤ニチバン(株)
倍率:総合21倍、技術13倍
3年後離職率:12.5%
有給取得年平均:11.1日
平均年収:684万円
ニチバン株式会社:製品情報サイト

ぴったり技術で明日をつくるニチバンの「製品情報サイト」です。セロテープ®をはじめ、文具、医療用テープ、産業用テープまで。…

「セロテープ」の登録商標を持つテープ大手。文具・産業用と医療用の2分野で展開。鎮痛消炎剤や絆創膏などの医療用に注力している。
⑥日本パーカライジング(株)
倍率:総合28倍、技術29倍
3年後離職率:0%
有給取得年平均:12.0日
平均年収:772万円
表面処理専業大手。工業薬品の製造、防錆・熱処理の受託加工がメイン。自動車と鉄鋼が主要顧客。海外顧客の開拓に注力しており、海外売上高比率5割を目指す。
⑦荒川化学工業(株)
倍率:総合25倍、技術18倍
3年後離職率:0%
有給取得年平均:13.5日
平均年収:823万円
荒川化学工業株式会社

荒川化学は天然樹脂ロジン(松やに)を主原料とする中間素材メーカーです。製紙用薬品、印刷インキ用樹脂、粘着・接着剤用樹脂、…

紙力増強剤やにじみ止めなど製紙用薬品、印刷インキや塗料用樹脂の製造を手がける。光効果型樹脂やタッチパネル向け導電性材料、超淡色魯迅などハイテク分野が成長中。

※「就職四季報2024(東洋経済新報社)」参照。

さて、いくつあなたの知っている企業がみつかりましたか?もし知らない企業ばかりだったら、ググったり四季報を読んで情報を集めて見ましょう。そうすると、新しい企業に出会えるかもしれません。

まとめ

・化学メーカーが狙い目なのはBtoB企業であり、知名度が低く、倍率が低いから。
・倍率、3年後離職率、有給取得年平均、平均年収の4つを見ると、優良企業か判断の目安になる。
・本記事のおすすめは、UBE、東洋紡、エフピコ、東京応化工業、ニチバン、日本パーカライジング、荒川化学工業の7つ。
最後までご覧いただきありがとうございました。
少しでも役に立てたなら幸いです。