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化学メーカーは本当にホワイトなのか【本音で話します】

就活生
化学メーカーって本当にホワイトなの?
残業は月にどれくらい? とか言って入社したら地獄でしょ?

こんな疑問を解消します。

就活中に気になるのはやはり、ホワイト企業であるか=ワークライフバランスはとれるか、ですよね。もし将来結婚した時に激務で家族との時間が取れなかったり、趣味の時間がとれなかったり、そんな後悔をしたくないと思います。今回はそんなあなたに、化学メーカーは本当にホワイトなのか、現役社員である私が解説をしていきますね。

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 就活は情報戦です。ライバルとの差をつけるために利用してみてはどうでしょうか。

・書いた人

ペンネーム:かしわ

新卒、一部上場化学メーカー入社。アラサーサラリーマン。
現在は営業経験を経て、内勤してます。
ワーホリ経験あり、TOEIC840点取得。

本記事の内容
・そもそも、ホワイト企業とは
・ホワイト企業の調べ方
・ホワイト企業のメリット
・化学メーカーはホワイトなのか?
※今回は結論は最後にしています。お時間ない方は最後の項目に飛んでください!

ホワイト企業とは

ホワイト企業の定義を調べてみました。実際に「ホワイト企業」という定義はありませんが、一般的には以下のような企業をホワイト企業と呼んでよさそうです。

厚生労働省(以下;厚労省)がホワイトマークという制度を作っており、厚労省が企業を認定すると安全衛生優良企業になれます。この安全衛生優良企業が、ホワイト企業です。詳しくは下記HPを見てください。

「非営利一般社団法人 安全衛生優良企業マーク推進機構」

https://shem.or.jp/white_mark-system

つまり、「残業時間が少なくて、福利厚生がしっかりしている会社」と考えてもらって大丈夫です。

また、ホワイトマーク意外にもたくさんのホワイト企業を表すマークがあるので、このサイトで受けたい企業を検索してみてください。業種や住所でも検索できて便利ですよ。

「「優ジロウ」ホワイト企業・ブラック企業一覧検索」

https://shem.or.jp/yujiro

ホワイト企業の特徴

この記事では、便宜的に以下の特徴を有する企業をホワイトである、と定義します。

・離職率が低い
・残業時間が少ない
・有給休暇の取得率が高い
・研修制度が充実している
各項目を具体的に掘り下げていきます。
また、ここからは就職四季報をもとに話していきます。
かしわ
就職四季報とは、約5,000社の企業概要や採用実績、有給取得率などのデータが見れる本です!

使い方としては、合同説明会で知らない企業があれば、就職四季報で調べてください。すると、どんどん就活の幅が広がっていきます。
それでは話を戻し、各項目の解説に移ります。

離職率が低い

⇨四季報の「3年後離職率」を見る
⇨目安:10%以下

3年間で10人に1人が辞める、という意味なのでこれくらいの割合だとホワイトと言えます。時々、NA(No Answer)となっている会社があります。労働環境改善に注力していない企業の可能性があるので、気をつけましょう。

残業時間が少ない

⇨四季報の残業(月)を見る
⇨目安:10時間以下

なぜ10時間以下なのかというと、この残業時間にはサービス残業が一切含まれていないからです。プラス10時間くらいが実際の残業時間になることが多いです。20時間/月だと、毎日1時間あるかないかくらいなのでホワイトだと言えます。

有給休暇の取得率が高い

⇨四季報の有給取得年平均を見る
⇨目安:10日以上

例えば、夏休み3日+冬休み3日+残り4日で計10日です。これくらいい休めれば良いほうかなぁと思います。ほんと日本人働きすぎですよね笑。

ちなみに、10日の有給休暇取っても有給余ります。なぜなら、実は、有給休暇って入社3年目で14日もらえるからです。さらに、6.5年以上働くと、20日/年もらえます。

研修制度が充実している

個人的には一番大事だと思ってます。なぜなら、人材育成ってめちゃくちゃお金がかかるからです。学生だと、TOEIC受験、ビジネス研修、英会話、全部自腹ですよね?実はホワイト企業で働くと、すべて無料になる可能性があります。(当然、会社によるので調べてくださいね。)つまり、研修制度が充実→資金力豊富で余裕のある企業、と言えます。他の特徴と違って、これは四季報には載っていないので、SNSやGoogleで検索、もしくはOB訪問で聞いてみましょう。くれぐれも説明会で、人事の方に質問攻めをするのはやめましょう。聞く時は誠心誠意、聞き方に細心の注意を払うことを忘れずに。

ホワイト企業のメリット、デメリット

メリット
・仕事とプライベート、両方充実できる
・自分の市場価値を高められる
・副業ができる

仕事とプライベート、両方充実できる

いやいや、どの会社でも土日休みだからプライベートも楽しめるでしょ?って思うかもしれません。でも働いてみると、仕事が忙しすぎて土日寝てたらもう月曜日、、、なんてことも珍しくありません笑。残業時間が少なくて、平日夜や土日を楽しめるホワイト企業は控えめに言って最高です。

自分の市場価値を高められる

ホワイト企業は研修制度が充実していることが多いです。それは人材を大切にし、投資することが企業にとってもプラスになると理解しているからです。積極的に語学、資格、ビジネスについて学び、自分の価値を高めていきましょう。

ちなみに私自身も以下のような研修に参加しました。仕事をしながらの研修なので非常に大変でしたが、とても有意義な時間を過ごせました。また、研修に参加すると横のつながりができるのも嬉しいですね。

・リーダーシップ研修
⇨多様性を認め、チームを一つにまとめて統率していく。
⇨心を動かすプレゼン力の練習など。
・英語研修
⇨海外顧客とのコミュニケーションに必要な語学能力の習得。

副業ができる

今の時代、本業一本は主流からはずれてきてます。まずは内定を獲得し、本業で成果を出す、これは大前提です。でも、ホワイト企業のように、多少時間にゆとりがあったり、研修制度で得たスキルを活かす場は持ったほうがいいです。副業可能かは事前に確認は必要ですが、やっておいたほうが将来役立つと思いますよ!

デメリット

・人によってはやりがいが少ないかも
・年収が上がりにくい

人によってはやりがいが少ないかも

なぜ、ホワイト企業なのかを考えてみましょう。それは、他社が入りにくいビジネスで、競争が少ないからです。つまり、市場の変化があまりないので、業務内容が同じになりがちです。創造的な仕事をしたり、より戦略的な仕事をしたい場合は向いてないかもしれません。

年収が上がりにくい

居心地がいい会社からは、人は辞めませんここで何が起こるかというと、ベテランの社員が多くいて、平均年齢を底上げします。そのため、賃金が年功序列になりがちです。すべての会社に当てはまりま線が、その傾向は高いです。

まぁでも、メリットとデメリットは表裏一体なところがあるので、自分の中の優先順位で受ける会社を選びましょう。

化学メーカーは本当にホワイトなのか

ようやく本題です。私の経験談や知人の話からして、ズバリ、化学メーカーはホワイトです。

化学メーカーは石油⇨一次加工⇨二次加工⇨・・・⇨消費者、と多くの工程があり、それぞれの会社に役割があります。一般的には、石油(原料)に近いメーカーが比較的ゆるやかに働ける傾向があります。私の勤める会社も該当します。自分が受けたい会社があれば、どの工程に当てはまる企業であるか、考えてみましょう。

ちなみに、私は営業、経理として10年ほど勤めていますが、残業は繁忙期以外はほとんどありません。ふだんは多くても20時/月ですね。本当に恵まれていると思います。

化学メーカーの営業はホワイト?

今までは化学メーカーという大枠で話をしていましたが、より具体的な話をしていきます。営業はつらい、と一般的に言われますが、実際のところはどうなのでしょうか。

結論、残業は他業種と比較すると少ないです。
※ただし、扱う製品によって異なるため、OB訪問や会社説明会で情報を集めましょう。

なぜ化学メーカーの営業がホワイトなのか

繰り返しの話になりますが、化学製品は作るためには膨大なコストがかかります。なので、新しい会社が競合にはなりにくいです。そのため、アイフォンのように毎年新しい機種が発売はされず、極端な話をすると、数十年前と同じ製品を作っていたりします。

つまり、ず~っと同じ製品を同じお客さんに販売しているわけです。やることなんて、製品の受発注、価格交渉、定期訪問で雑談をするくらいです。新しい話なんて滅多にありません。これが、化学メーカーの営業はホワイトといわれている理由です。

とはいえ、残業は少ないのに帰りが遅い、なんてこともあります。以下で説明していきます。

出張が多い

どの企業にも見られる傾向ですが、最近はお金を使いたくない会社が地方に拠点を設けなくなりました。そのため、東京の本社で働き、地方のお客さんへ訪問する際は出張をします。

また、お金を使いたくない、ということは採用する人数も減らします。よって、営業の数も減り、2~3人で全国のお客さんを担当するケースが増えてきました。なので、出張が多いです。

出張は現地の食事が美味しかったり良いこともありますが、帰宅時間はかなり遅くなります。なぜなら、例えば広島を16時頃に出発するとして、東京に着くのは18時過ぎ、そこから自宅まで帰ると20時頃になります。

かしわ
それでも20時に帰れるなんてうらやましい!と学生時代の友達からは思われています笑。

接待が多い

今はコロナの影響があり、接待は減っています。でも、最近ではまた接待が増えてきていますね。なぜなら、化学製品は一部のハイテクな製品を除き、差別化が難しい製品がとても多いからです。

同じ製品で、同じ価格であれば、仲の良い会社から買いたいですよね。なので、化学業界は昔から接待をすることによって、売上を維持してきました。また、接待では社内では知れないような情報を入手できるので、貴重な情報源でもあります。

おまけ(筆者の経験談)

ちなみに私は楽をしてお金を稼ぎたい、という邪な思いで化学メーカーへ入社しました笑。営業へ配属され、残業は月10時間もなかったのでその夢は達成されました。でも、全然心は満たされませんでした。

ただただ、飲み会がつらかったです。お酒が苦手、大人数の場所が苦手な人は営業なんてやめましょう。私は3年でさっさと部署異動を希望しています。

自分が何をしたいか、なども大切ですが自分に何ができるかを考えることも大切です。以下のページでは自己分析の方法を紹介しています。興味ある方は是非こちらからどうぞ。

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まとめ

・ホワイト企業とは「残業時間が少なくて、福利厚生がしっかりしている会社」
・ホワイト企業の特徴は、離職率が少ない、残業時間が少ない、有給休暇の取得率が高い、研修制度が充実している
・ホワイト企業のメリットは、仕事とプライベート両方充実できる、自分の市場価値を高められる、副業ができる
・デメリットは人によってはやりがいが少なかったり、年収が上がりにくかったりする。
・化学メーカーは会社によるが、主に素材系を扱っている場合は、ホワイトであることが多い。
・営業も基本的にはホワイトだが、出張や接待で帰りは遅い時もある。
・ホワイトかどうかよりも、自分に適正があるかを確認すべき。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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