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化学メーカーはオワコン?その理由を考察してみた。

就活生
化学メーカーってオワコンなの?
給料いいしホワイトって聞くから受けたいんだけどなぁ、、、
でもたしかに環境問題とかで大変そう。

こんなお悩みを解消します。

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・書いた人

ペンネーム:かしわ

新卒、一部上場化学メーカー入社。アラサーサラリーマン。
現在は営業経験を経て、内勤してます。
ワーホリ経験あり、TOEIC840点保有。

本記事の内容
・化学メーカーはオワコンなのか
・オワコンと言われる理由

化学メーカーはオワコンなのか

結論、化学メーカーはオワコンではありません。まずはオワコンといわれる理由を先に説明し、その後にそれでも化学メーカーがオワコンではない理由を説明します。

環境問題

化学メーカー=オワコンという式は非常に極端ですが、たしかに化学業界を取り巻く環境は厳しいものがあります。

・海洋汚染
・化学物資・有害廃棄物の越境移動
・オゾン層の破壊・地球温暖化
・生物多様性の減少
・鉱物資源やその他資源の減少
・森林破壊・砂漠化
・酸性雨

一覧は下記HP引用。

世界中で起こっている環境問題の種類についてご存じでしょうか? 「環境問題といわれても、漠然とした印象しかない」という方も…

マイクロプラスチック問題

特に昨今、化学業界を悩ませているのが海洋汚染に分類される「マイクロプラスチック問題」です。

マイクロプラスチックとは、廃棄されたペットボトルやプラスチック容器が海の中で細かく砕かれた小さな破片のことです。マイクロプラスチック問題とは、その砕かれたプラスチックを海洋生物が飲み込んでしまうことにより、海洋生物の身体へ悪影響を及ぼし、生態系を破壊してしまう、という恐ろしいものです。

そのため、スターバックスやマクドナルドなどのチェーン店でプラスチックストローが廃止され、紙ストローやストローを使用しない蓋が普及しました。

かしわ
そもそも不法投棄を防ぐ方法を考えるべきでは?
紙ストローも結局は大切な資源を使用しますよね。プラスチックは石油を生成した副生成物(あまりもの)だから納得いかないなぁ、、、なんて思ったりします。

石油化学製品であるプラスチックの需要減は化学メーカーにとって、痛手であることは間違いありません。また、この流れは他のプラスチック製品にも波及していくと考える必要があります。

カーボンニュートラル

また、地球温暖化と二酸化炭素は切っても切り離せません。

カーボンニュートラルとは、二酸化炭素の排出量が、大気中から吸収される二酸化炭素(木は二酸化炭素を吸収する性質がある)と等しい量である状態を言います。

しかし現実問題として、カーボンニュートラルを実現するのは非常に難しいです。そのため、一般的には、二酸化炭素の排出量を極力抑えましょう、と言い換えてもいいかもしれません。

化学メーカーの工場は規模が大きいため、多くの二酸化炭素を排出します。その分、たとえ二酸化炭素の削減を1%削減するだけでも全体に与える影響として軽視できません。そのため、少しでも二酸化炭素の排出量を削減するため、現場では日々、製造現場と技術が協力し合い努力を積み重ねています。

それでも化学メーカーはオワコンではない

化学製品は私たちの生活に必要

たしかに1900年代後半の高度経済成長期と比較すると、化学メーカーの成長率は鈍化しているといえます。

一方で、消費者から必要とされていることも事実なのです。以下は具体的な化学製品が使われている例です。これでもごく一部で、あらゆる素材を化学メーカーは日々製造しています。

・TVやスマホの液晶材料
・家電製品の部品や筐体(箱の部分)
・自動車部品
・弁当箱、食品トレー、フィルム
・インク
・半導体材料 など。
このすべてが、環境問題で製造できなくなる日は来るでしょうか。私は来ないと思います。化学メーカーと私たちには切っても切れない関係があるのです。
もちろん環境規制が厳しくなり成長が期待できない事業は売却したり、撤退をしたケースも少なくありません。でもそれは他の業界でも同じことで、成長可能性のある事業にまたポートフォリオを構築して、競争力を高めていくだけです。
かしわ
ポートフォリオとは、内容や組み合わせを変えていくことです。
よく投資で使われますよね。リスクを減らすために、個別株を減らして投資信託を購入し、ポートフォリオを組み直す、など。。。

環境問題に対応した製品開発

化学製品は基本的に石油から派生します。しかし、近年では石油ではなく、植物由来の物質を使用したプラスチックも普及しつつあります。(とはいえ、製造コストが高く、まだまだこれからですが。。。)

植物由来であるため、生分解性を持っており、水中や土壌で分解され、環境にやさしいというメリットがあります。

かしわ
土や水の中には微生物がたくさん住んでいます。その微生物が分解できる性質のことを、生分解性といいます!

具体的には、セブンアンドアイのヨークベニマルでは2020年より、100%植物由来のバイオマスプラスチック容器を導入しています。

このように化学メーカーは将来的な問題に対して、日々企業努力を重ねています。私個人の意見としては、化学メーカーの未来は明るいと思っています。

まとめ

・化学メーカーはオワコンではない
・環境問題などはあるが、私たちの生活には必要
・取り巻く環境にあわせて企業努力をしており、常に将来を見据えている
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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