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文系学生が化学メーカーへ就職する方法(営業職)

文系学生が化学メーカーへ就職する方法(営業職)

こんにちは、かしわです。

就職活動は学生にとっては人生初めての経験でわからないことが多いと思います。

そのような中、本記事では特に

・文系だけど化学メーカーに興味がある

・面接では何を見られる?

・化学の知識ないけど大丈夫?

・英語は必要?

こういった疑問に答えます。

本記事のテーマ

文系学生が化学メーカーへ就職する方法(営業職)

目次

1.化学メーカーの現状

2.業界分析

3.説明会へ参加

4.自己PR

5.語学力

6.まとめ

1.化学メーカーの現状

化学業界は他と比較すると、非常に参入障壁が高く、昔も今も安定している現状があります。一方、国内市場は飽和状態、もしくは海外メーカーの台頭により、縮小もしているという事実をまずは理解しましょう。

ただし、悲観的になる必要はありません。日本メーカーの技術力は世界水準でも高く存在感を示していますし、海外のローカル企業を買収することにより、売上拡大を図っている企業も多くあります。国内での営業は在籍しているベテラン社員が担当し、新入社員は海外展開に注力、と役割分担をしている企業が多いです。

2.業界分析

化学メーカーと一括りにされていますが、そもそも化学製品のサプライチェーンを意識したことはありますか?

化学製品は石油から作られます。石油⇨中間原料⇨一次製品⇨最終製品

行きたい企業を見つけたら、まずは何を作っていて上記のどの領域に属する製品が主力なのかを確認しましょう。おすすめはサプライチェーンの表作成です。左から右にかけて最終製品に近づくように企業を並べてみましょう。

担当する製品にもよりますが、基本的に、化学メーカーの営業スタイルは「提案営業」です。どんな用途に使えるか、また、使うことで得られるメリットを説明します。自社の製品だけでなく、顧客が求める性能を出すために広範な知識が必要です。加えて、石油価格の上下に合わせて製品価格の是正を行うことも大切な仕事です。適切な価格を顧客に提示することで、化学業界全体としての競争力を維持します。

サプライチェーンについては下記の記事で詳しく書いてます。

3.説明会へ参加

自分で調べるには限界があります。説明会などがあれば積極的に参加しましょう。同じ企業の説明会でも、日によって登壇する社員の所属部署や話す内容が変わるので、何回参加してもいいと思います。その際に意識して欲しいことは、「参加する目的」をなんとなく作っておくことです。例えば、どんな性格の社員が多いか、話し方は柔らかいか、「2.業界分析」で記載したサプライチェーンのどの領域の製品が強いか、などです。

4.自己分析

化学メーカーに限定した話ではないのですが、自己分析は必須です。

自分の長所、短所を知ることで、化学業界へ適正があるか見極めることができます。私の所属する企業は「2.業界分析」でいう中間原料の分野が多いです。化学メーカーの大半はこの領域にいます。そこでの適正は、下記の2点が特に必要です。

・顧客のニーズを汲み取る力

⇨相手の気持ちを考える力

・社内情報を整理して、説明する力

⇨論理的思考能力

営業と聞くと、イケイケなイメージがありますが、化学業界の営業は新規案件は少なく、中長期的な関係性を顧客と構築しています。そのため、相手のことを思いやれたり、たとえ顧客に不利な用件であっても理解してもらえるように説明する、論理的思考能力が必要です。コツコツと仕事をこなす、丁寧な人に適正があるように思います。ただし、全てが当てはまるわけではないですし、多様性を重視する風潮があるので、これが絶対ではありません。

5.語学力

営業職を志望するのであれば、英語は必須です。

背景として、日本の大手化学メーカーは海外展開に注力しているからです。

英語の学習法については、詳しくは別の記事にまとめていますので、こちらをご覧ください。

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6.まとめ

・化学メーカーは国内は安定だが、海外に注力している

・業界についての知識、特にサプライチェーンを意識

・説明会に参加することで深い知識を身につける

・自分を知る、企業の求める人物像を知ることで適正を知る

・英語は武器ではなく、必須なので今のうちに勉強しておく

就職活動は学生にとっては初めての経験で大変なことが多いと思います。

少しでもこの記事が役に立てたら嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。